› 絣職人の徒然日記 › 2011年06月23日

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2011年06月23日

道具修理

縦糸を仕込む時に使う「櫛筬(くしおさ)」という道具





竹製の櫛の部分が割れて、糸が引っ掛かるようになってしまったので修理しました



割れた部分の櫛を抜いて新しく作り替えます



竹を鉋で削って薄い板にして、厚みと幅、長さを合わせます



できた物をさっき抜いた櫛目に差し込めば修理完了です





竹を使った道具は他にも沢山あります。
修理する時の為に材料はいつもストックしてあります。
なくなっても知り合いの山から切ってくればいいので、タダで手に入ります。

昔から使われている道具は修理も簡単で修理代もかかりません。
そもそも壊れ難いです

新しい道具は修理できなかったり費用がかかったり。しかも壊れやすいような気がします。

新しいと言ってもかなり古い(消耗品以外)ので仕方ないですが。
  


Posted by トムトム at 15:27Comments(2)久留米絣